【2025年版】年末調整の書き方完全ガイド|副業・新社会人が損しない節税テクニック


「年末調整って、結局ただの書類仕事でしょ?」

そう思っているあなた、今この瞬間も数万円を捨て続けています。

私も新入社員の頃は同じでした。上司から謎の書類を渡されて「期限までに出しといて」と言われ、意味も分からず適当に記入して提出。その結果、本来戻ってくるはずの34,800円を丸ごと捨てていたことに翌年気づいて愕然としました。

さらに副業でブログを始めてからは「年末調整だけじゃ足りない」という現実に直面。確定申告を知らずに過ごした結果、追徴課税で痛い目に遭ったことも…。

でも、正しく理解して実践したら変わりました。
去年は年末調整と確定申告を組み合わせて、合計87,000円の還付を受けることに成功。手取りが実質月7,000円以上増えた計算です。

この記事では、過去の私のような「なんとなく提出組」を今日で卒業し、年末調整を完全攻略して手取りを最大化する方法を、副業勢・新社会人向けに徹底解説します。


  1. 目次
  2. 年末調整とは?3分で理解する基本の仕組み
    1. 一言で言うと「会社がやってくれる税金の返金手続き」
    2. 年末調整の基本情報
    3. 年末調整と確定申告の違い
  3. 【新社会人必読】年末調整で提出する3大書類の書き方完全版
    1. ① 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
      1. 何を書く?
      2. 新社会人の落とし穴
      3. 副業勢の超重要ポイント
      4. 扶養家族の範囲(重要)
    2. ② 給与所得者の保険料控除申告書
      1. 対象となる保険料
      2. 絶対に忘れるな!添付必須の証明書
      3. 新社会人がよくやるミス
      4. 副業勢の裏ワザ
    3. ③ 給与所得者の基礎控除申告書兼配偶者控除等申告書兼所得金額調整控除申告書
      1. A欄:基礎控除申告書
      2. B欄:配偶者控除等申告書
      3. C欄:所得金額調整控除申告書
  4. 【副業勢は要注意】年末調整だけでは終わらないケース
    1. 確定申告が必要な人チェックリスト
      1. ✅ 副業で年間20万円以上の所得がある
      2. ✅ 医療費が年間10万円を超えた
      3. ✅ 住宅ローン控除の1年目
      4. ✅ ふるさと納税を6自治体以上にした
      5. ✅ 年の途中で転職した
      6. ✅ 年収が2,000万円を超える
    2. 副業がバレたくない人へ【重要テクニック】
  5. 年末調整で手取りを最大化する5つの節税テクニック
    1. 1. iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入する
      1. iDeCoのメリット
      2. 具体例
    2. 2. ふるさと納税を12月31日までに完了
      1. 年収別の寄付上限額目安
      2. ワンストップ特例を使えば確定申告不要
    3. 3. 保険料控除を家族全員分チェック
      1. チェックポイント
    4. 4. 国民年金の追納・前納を活用
      1. 具体例
    5. 5. セルフメディケーション税制を活用
  6. 【実例公開】年末調整で実際にいくら戻る?
    1. ケース①:新社会人Aさん(25歳・独身)
    2. ケース②:副業ブロガーBさん(28歳・独身)
    3. ケース③:子育て世帯Cさん(32歳・既婚・子ども2人)
  7. よくある質問|年末調整のリアルな疑問に全て答えます
    1. Q1. 書類の提出期限を過ぎたらどうなる?
    2. Q2. 副業がバレないか不安です
    3. Q3. 控除証明書をなくしました!
    4. Q4. 結婚・出産したらすぐ申告すべき?
    5. Q5. パート・アルバイトも年末調整の対象?
    6. Q6. 還付金はいつもらえる?
    7. Q7. マイナンバーは毎年書く必要がある?
    8. Q8. 住宅ローン控除は年末調整でできる?
  8. まとめ|今すぐやるべき3つのアクション
    1. 今すぐやるべきこと
      1. 1. 保険料控除証明書を探す
      2. 2. iDeCoやふるさと納税を検討
      3. 3. 副業収入を確認
    2. 最後に伝えたいこと

目次

  1. 年末調整とは?3分で理解する基本の仕組み
  2. 提出する3大書類の正しい書き方【記入例付き】
  3. 副業勢が絶対知るべき「確定申告が必要なケース」
  4. 手取りを増やす5つの節税テクニック
  5. よくある質問|リアルな疑問に全て答えます
  6. 実例公開!年末調整でいくら戻る?
  7. まとめ|今すぐやるべき3つのアクション

年末調整とは?3分で理解する基本の仕組み

一言で言うと「会社がやってくれる税金の返金手続き」

年末調整を超シンプルに表現するなら、「1年分の所得税を正しく計算し直して、払いすぎた分を返してもらう手続き」です。

毎月の給料から天引きされている所得税、実はこれ「とりあえず多めに取っておこう」という概算額なんです。

なぜ概算なのか?
それは、年の途中で以下のような変化があるから:

  • 結婚した
  • 子どもが生まれた
  • 生命保険に加入した
  • iDeCoを始めた
  • 引っ越しした
  • 親を扶養に入れた

こうした変化があると、本来払うべき税額はもっと少ないことがほとんど。

その「取りすぎた分」を12月に清算して返してもらうのが年末調整です。

年末調整の基本情報

項目内容
対象者給与所得者(会社員・アルバイト・パート)
実施時期11月中旬〜12月下旬(会社により異なる)
実施者勤務先の人事・経理部門
書類提出期限多くの会社で12月上旬(※厳守!)
還付金の受取時期12月または1月の給与に上乗せ

年末調整と確定申告の違い

よく混同されるこの2つ、実は役割が違います。

年末調整:

  • 会社が代行してくれる
  • 給与所得のみが対象
  • 一部の控除しか使えない

確定申告:

  • 自分で税務署に申告
  • 全ての所得が対象
  • 全ての控除が使える
  • 副業・医療費控除・住宅ローン控除などに必須

つまり、年末調整は「会社員版の簡易確定申告」と考えればOKです。


【新社会人必読】年末調整で提出する3大書類の書き方完全版

年末調整では主に3つの書類を提出します。この書き方次第で還付額が数万円変わるので、一つずつ丁寧に解説します。

① 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書

これが一番重要な基本書類です。

何を書く?

  • あなた自身の氏名・住所・マイナンバー
  • 扶養家族(配偶者・子ども・親など)の情報
  • 障害者控除・寡婦控除などの該当項目

新社会人の落とし穴

「独身で扶養家族いないから空欄でいいや」はNG

最低限、以下は必須:

  • 自分の氏名・住所
  • マイナンバー(初回のみ)
  • 捺印(会社によっては不要)

副業勢の超重要ポイント

この書類は「メインの勤務先1社のみ」に提出してください。

副業先(アルバイト先など)に提出すると、税金計算がおかしくなり、後で確定申告が必要になります。複数の勤務先がある場合は、収入が一番多い会社を「メイン」として扱いましょう。

扶養家族の範囲(重要)

以下の条件を全て満たす親族が対象:

  • 年間所得48万円以下(給与収入なら103万円以下)
  • 生計を一にしている
  • 配偶者以外の6親等内の血族・3親等内の姻族

よくある対象者:

  • 専業主婦(夫)の配偶者
  • 大学生・高校生の子ども
  • 年金暮らしの親(年金が158万円以下の場合)
  • 仕送りしている実家の親

② 給与所得者の保険料控除申告書

ここが一番節税効果が高い書類です!

対象となる保険料

1. 生命保険料控除(最大12万円)

  • 一般生命保険料
  • 介護医療保険料
  • 個人年金保険料

それぞれ最大4万円まで控除可能。

2. 地震保険料控除(最大5万円)

3. 社会保険料控除(上限なし)

  • 国民年金
  • 国民健康保険
  • 国民年金基金
  • 後期高齢者医療保険

4. 小規模企業共済等掛金控除(上限なし)

  • iDeCo(個人型確定拠出年金)
  • 企業型DC
  • 小規模企業共済

絶対に忘れるな!添付必須の証明書

保険会社から10月〜11月に届く「保険料控除証明書」は必ず添付。これがないと控除が受けられません。

届いたらすぐにファイリングする習慣をつけましょう。

新社会人がよくやるミス

「親が払ってる保険だから関係ない」は間違い。

実際に保険料を払っているのがあなたなら、契約者が親でも控除対象になります。実家暮らしの人は親に確認してみてください。

副業勢の裏ワザ

個人事業主として国民年金を追納した場合、その全額が社会保険料控除の対象。控除証明書を必ず添付しましょう。

学生時代に猶予・免除していた国民年金を追納すると、大きな節税になります。


③ 給与所得者の基礎控除申告書兼配偶者控除等申告書兼所得金額調整控除申告書

名前が長いですが、3つの申告が1枚にまとまった書類です。

A欄:基礎控除申告書

あなた自身の所得を記入。

年収が2,500万円以下なら、ほぼ全員が48万円の基礎控除を受けられます。

B欄:配偶者控除等申告書

年の途中で結婚した人、配偶者がパート・アルバイトをしている人が記入。

配偶者の年収による控除額:

  • 103万円以下 → 配偶者控除38万円
  • 103万円超〜201万円 → 配偶者特別控除(段階的に減少)
  • 201万円超 → 控除なし

C欄:所得金額調整控除申告書

以下のいずれかに該当する場合のみ記入:

  • 年収850万円超で、23歳未満の扶養親族がいる
  • 年収850万円超で、本人または扶養親族が特別障害者

新社会人・副業勢の多くは該当しないので、空欄でOKです。


【副業勢は要注意】年末調整だけでは終わらないケース

ここが超重要。年末調整をしても、別途確定申告が必要なパターンがあります。

確定申告が必要な人チェックリスト

✅ 副業で年間20万円以上の所得がある

ブログ・YouTube・せどり・Webライター・ハンドメイド販売など、副業収入(売上-経費)が20万円を超えたら確定申告必須。

注意:

  • 「収入20万円」ではなく「所得20万円」
  • 所得 = 収入 – 経費
  • 複数の副業がある場合は合算

✅ 医療費が年間10万円を超えた

医療費控除は年末調整では処理できません。確定申告で還付を受けましょう。

対象となる医療費:

  • 病院・歯科の治療費
  • 処方薬
  • 通院交通費
  • 入院費用
  • 介護サービス費用

✅ 住宅ローン控除の1年目

マイホームを購入した初年度のみ確定申告が必要。2年目以降は年末調整でOKです。

✅ ふるさと納税を6自治体以上にした

ワンストップ特例制度が使えるのは5自治体まで。6自治体以上に寄付した場合は確定申告が必要。

✅ 年の途中で転職した

前職の源泉徴収票を新しい会社に提出していない場合、自分で確定申告が必要です。

✅ 年収が2,000万円を超える

高所得者は年末調整の対象外。必ず確定申告してください。

副業がバレたくない人へ【重要テクニック】

確定申告書の第二表「住民税の徴収方法」欄で「自分で納付」を選択すれば、副業分の住民税は自宅に納付書が届きます。

これで会社に副業がバレるリスクを大幅に減らせます。

ただし完全にバレないわけではない:

  • 会社の就業規則を確認
  • 住民税額の大幅な増加で気づかれる可能性
  • 社会保険料の扱いに注意

年末調整で手取りを最大化する5つの節税テクニック

年末調整は「義務」ではなく「チャンス」です。以下の方法で還付金を最大化しましょう。

1. iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入する

節税効果:年間55,000円〜110,000円(年収・掛金による)

iDeCoのメリット

  • 掛金が全額所得控除
  • 運用益が非課税
  • 受取時も税制優遇

具体例

年収400万円の人が月2万円(年間24万円)積み立てた場合:

  • 所得税・住民税の軽減額:約36,000円/年
  • 30年続けると約108万円の節税

注意点:

  • 60歳まで引き出せない
  • 会社員は月23,000円まで(企業年金による)

2. ふるさと納税を12月31日までに完了

実質負担2,000円で返礼品がもらえる最強の制度

年収別の寄付上限額目安

  • 年収300万円:約28,000円
  • 年収400万円:約42,000円
  • 年収500万円:約61,000円
  • 年収600万円:約77,000円

ワンストップ特例を使えば確定申告不要

5自治体以内なら、申請書を送るだけで完了。

おすすめサイト:

  • 楽天ふるさと納税(ポイント還元あり)
  • さとふる
  • ふるなび

3. 保険料控除を家族全員分チェック

意外と見落としがちなのが「親が契約者の保険でも、あなたが払っていれば控除対象」というルール。

チェックポイント

  • 実家暮らしの場合、親の保険料を払っていないか
  • 配偶者名義の保険料を払っていないか
  • 子どもの学資保険

全て控除対象になる可能性があります。

4. 国民年金の追納・前納を活用

学生時代に猶予・免除していた国民年金を追納すると、全額が社会保険料控除に。

具体例

月16,520円×24ヶ月分を追納した場合:

  • 追納額:396,480円
  • 税軽減効果:約79,000円(税率20%の場合)

5. セルフメディケーション税制を活用

年間12,000円以上の対象医薬品を購入していれば控除が受けられます。

対象商品:

  • 風邪薬
  • 胃腸薬
  • 湿布
  • 目薬
  • ビタミン剤

ドラッグストアのレシートは必ず保管を。


【実例公開】年末調整で実際にいくら戻る?

ケース①:新社会人Aさん(25歳・独身)

  • 年収:350万円
  • 控除内容:
  • 生命保険料控除:年間8万円
  • iDeCo:月5,000円(年間6万円)

結果:還付金 約14,200円


ケース②:副業ブロガーBさん(28歳・独身)

  • 本業年収:500万円
  • 副業収入:年間50万円(所得30万円)
  • 控除内容:
  • 生命保険料控除:年間12万円
  • iDeCo:月23,000円(年間27.6万円)
  • ふるさと納税:6万円
  • 医療費控除:15万円

年末調整の還付金:約42,000円
確定申告での追加還付:約48,000円
合計:約90,000円 + 翌年の住民税減額約32,000円


ケース③:子育て世帯Cさん(32歳・既婚・子ども2人)

  • 年収:600万円
  • 配偶者:専業主婦
  • 控除内容:
  • 配偶者控除:38万円
  • 扶養控除(16歳以上):38万円
  • 生命保険料控除:12万円
  • 地震保険料控除:5万円
  • iDeCo:月23,000円

結果:還付金 約78,000円


よくある質問|年末調整のリアルな疑問に全て答えます

Q1. 書類の提出期限を過ぎたらどうなる?

A. 年末調整は受けられませんが、翌年2月16日〜3月15日の確定申告で対応可能です。ただし手間が増えるので、期限厳守が鉄則です。

Q2. 副業がバレないか不安です

A. 確定申告で「住民税を自分で納付」を選択すれば、本業の会社に通知されません。ただし100%防げるわけではないので、就業規則を確認しましょう。

Q3. 控除証明書をなくしました!

A. 保険会社に連絡すれば再発行可能。最近はマイページからWeb発行できる会社も増えています。早めに手続きを。

Q4. 結婚・出産したらすぐ申告すべき?

A. はい。扶養家族が増えたら、すぐに会社に伝えて扶養控除等申告書を修正しましょう。年末まで待つと、毎月の源泉徴収額が多いままになります。

Q5. パート・アルバイトも年末調整の対象?

A. はい。給与所得者であれば、雇用形態に関係なく対象です。ただし、掛け持ちしている場合はメインの1社のみで行います。

Q6. 還付金はいつもらえる?

A. 多くの会社で12月または1月の給与に上乗せされます。会社によっては別途振込の場合もあるので、人事に確認しましょう。

Q7. マイナンバーは毎年書く必要がある?

A. 会社が本人確認済みの場合、2回目以降は不要なことが多いです。会社の指示に従ってください。

Q8. 住宅ローン控除は年末調整でできる?

A. 1年目は確定申告が必須。2年目以降は年末調整で可能です。税務署から送られてくる「年末調整のための住宅借入金等特別控除証明書」を会社に提出します。


まとめ|今すぐやるべき3つのアクション

年末調整は「めんどくさい書類作業」ではありません。
あなたの手取りを数万円増やせる、年に一度のボーナスステージです。

今すぐやるべきこと

1. 保険料控除証明書を探す

引き出しや郵便物の中に眠っていませんか?今すぐ探してファイリングしましょう。

2. iDeCoやふるさと納税を検討

まだ始めていない人は、今年中に手続きを。12月31日までなら今年分の控除に間に合います。

3. 副業収入を確認

所得が20万円を超えそうなら、確定申告の準備を始めましょう。経費の領収書を集めておくことが重要です。


最後に伝えたいこと

税金は“取られるもの”じゃなく、“取り戻すもの”です。

国や会社は、あなたが知識を持っていなくても教えてくれません。知っている人だけが得をする仕組みになっています。

でも、この記事を最後まで読んだあなたは違います。
もう「なんとなく提出組」ではありません。

今年こそ、年末調整を完全攻略して、賢く手取りを増やしましょう。

来年の今頃、「あのとき知っておいてよかった」と思える瞬間が必ず来ます。


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